若さの秘訣は呼吸にあり!!
人間は、呼吸をしなければ生きていくことが出来ません。
酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出すというガス交換が呼吸の定義です。
実に当たり前のことで、当たり前のことだから、呼吸に意識を向ける人が少ないのだと思います。
しかし、若さや美に対して特に気を使うハリウッド女優は、今、流行のピラティスやヨガや瞑想を毎日の鍛錬として実践しています。
ピラティスもヨガも瞑想も呼吸が重要な要素となっています。
日本の名作「水戸黄門」でおなじみの由美かおるさんも「西野式呼吸法」で、20代の頃と変わらない抜群のプロポーションと美貌を保っています。
60歳では、32歳の差が出るということです。
つまり、44歳に見えるか、76歳に見えるかの開きが出てきます。
なにげない日常の食べ物や運動、前向きな姿勢などがこの違いを生むのですね。
そして呼吸が、重要な要因となっていると言えます。
現代人は、とても呼吸が浅いことが、気になります。
ストレスや冷暖房などによる自律神経のバランスの乱れ、過去の身体的・心因的なトラウマなどが、要因としてあるようです。
一日、10回深呼吸するだけでも体内のホルモンバランスが違ってくるという結果も出ています。
ゆったりとした深い呼吸を日常に取り入れてみませんか?
呼吸法の効果
呼吸法の効果の一番は「若返り」ます!この一言に尽きますね! 何故なら、年齢を追うごとに体のすみずみまで行き渡る酸素の量が低下していきます。
運動不足もありますが、呼吸自体が浅くなりますので、冷えや体力の低下にもつながり一層、呼吸が浅くなります。
呼吸法をする事は全身に活力を見出し、美しく若返らせます
ヨガとエアロビックスとそれぞれの最大酸素摂取量の40%になる強度の運動中の呼吸回数と内肋間筋の放電量を調べるとヨガの方が、エアロビックスより4~5倍の強い 筋放電量を示すというデーターがあります。
筋放電の強さは、その筋肉の収縮の強さを示します。
呼吸回数は、エアロビックスの方が、圧倒的に多くヨガの3倍ですが、筋肉の収縮力は、逆にヨガの方が、4~5倍の強さです。
つまり、ヨガは、呼吸回数を減らしながら1回ごとに呼吸を深く大きく行う事で効率良く、筋肉を強化し、換気も行うのです。
1回の心拍で多くの酸素を全身に効率良く送るため、エネルギー代謝の面から見ても効率が良いということになります。
また、深い呼吸で1回の心臓拍動で多くの酸素が全身に送られれば、心身の疲労度も低いことになります。
深く大きな呼吸は、大きな換気量を得られるだけでなく、心身のリラクセーション効果を起します。
ヨガとエアロビックスの比較実験では、ヨガの方が、α波が多く出ているというデーターがあります。
それと同時にβエンドルフィンなどの快感物質が、放出されています。
深い呼吸、腹式呼吸は、血圧を下げます。
深く大きな呼吸は、肺の表面から強力な末梢血管拡張作用のある生理活性物質を分泌します。
深い呼吸は、ガンの原因になるDNA損傷を修復する作用を強めるという報告があります。
深い呼吸により、抗酸化酵素、DNA修復酵素、補助タンパクなどが、増加し、DNA損傷強化システムを強化したのではないかと考えられています。
安定した心の状態の時には、呼吸は、ゆったりとした動きになります。
深呼吸をして意識的に胸郭や横隔膜を収縮・弛緩させるとインパルスが脳に送られ、
精神安定の源となる脳内ホルモン様の物質が分泌されます。
呼吸法の種類と利点
呼吸をゆっくり深く行う事でリラックス効果が期待でき、心身の緊張を取り除くと思われます。
血流が改善される事により、酸素供給効率が上がり、心身の負担が減ります。
心臓病・高血圧の方にも良いと思われます。
全身に酸素を大量に供給出来るので体内の糖や脂肪を良く燃焼すると思われます。
また、横隔膜の上下により運動量も多いので糖尿病の方にも良いと思われます。
この分野の呼吸法が一番多い。
宗教的な呼吸法はそれぞれの概念によっていろいろな方法があり、効果もさまざまにありますが、ただやみくもにやるより、特定の部位やイメージに意識を集中する方が、効果が高いと思われます。
例えば、ヨガのツァンダリーは、頭頂付近に特定の光や仏などのイメージを行い、身体の中を光やエネルギーが動き回るというイメージを持って行います。
また、気功の中には、頭から背骨がピンと引っ張られているイメージを持つものもあります。
実際、身長が伸びた例もあります。意識を集中する事は、いろいろな疾病の治療に役立つのではないかと思われます。
横隔膜の動きを主体にする呼吸法です。
横隔膜を下げて(腹を膨らませて行う)吸気を行いますので酸素供給量は、胸式呼吸よりも多いのです。
また、横隔膜の上下運動により周辺の内臓に直接マッサージを施します。
その為、心臓系、横隔膜周辺の内臓に対する疾病に役立つのではないかと思われます。
腹式呼吸法で実践できない場合に胸式で行う呼吸法です。
吸気と呼気の間に息を止める方法が止息です。日本古来の呼吸法にはあまり使われていませんが、止息を入れた呼吸法は、全体の1/3ほどあります。
例えば、ヨガ・韓国の借力・日本の中村天風の呼吸法があります。
借力は、大山倍達が、幼少の頃、習っていたという逸話があります。中村天風(大正時代)は、来日したインドのタゴールの影響を受け、インドのカリアッパから教えを受けて現在の「心身統一法」に「神経反射の統一法」を入れました。
この「神経反射の統一法」には、クンバカが入っています。
クンバカと止息の違いは、クンバカは、肛門・下腹部・喉を締めますが、止息は、ただ息を止めるだけです。
つまり、息を止める呼吸法というのは、ヨガが発祥なのです。
間は、息を止める呼吸法(クンバカ・止息)は、好みません。
息を止めるという行為は、人間の生理的現象からは反するので、嫌われる行為なのです。
しかし鍛錬を積み重ねるうちに自律神経のコントロールまでが可能になるのです。